庭は、私たちの生活空間を彩り、自然とのつながりを感じられる場所です。
その景観の美しさや快適さをつくり出す重要な役割として、庭木があります。庭木は、樹形や葉の色、香り、さらには四季折々の変化をとおして、さまざまな楽しみを私たちに届けてくれます。
今回は、庭木の種類について探り、それぞれの特性や魅力についてご紹介します。
庭木には、大きく「落葉樹」と「常緑樹」に分けられます。
落葉樹とは
 葉の寿命が1年以内と短い樹木の種類。
 一般的には、秋や冬になると葉を落として休眠状態になります。
常緑樹とは
 葉の寿命が数年以上と長めの樹木の種類。
 季節問わず一年中葉が茂り、1~数年で落葉して新しい葉に生まれ変わります。
その中でも、さらに葉の形や樹木の姿形などで、大きく「広葉樹」と「針葉樹」に分けられます。
広葉樹とは
 葉の形が平たくて幅広い。丸くこんもりと育ち、横に広がる樹形です。
 *例えば…モミジ、サクラ など
針葉樹とは
 葉の形が針のように細長い。空に向かって真っすぐ伸び、円錐のような樹形が多いです。
 *例えば…マツ、スギ など
庭木には、常に葉が茂っている常緑樹の中でも、樹形が整えやすい広葉樹を用いることが多いです。




